目から鱗の「間取りの作り方」

「大手の住宅会社とお打ち合わせをして間取りを作ってもらったのだけれど、希望したような間取りが出来ない」

という話をよく聞きます。

「やはり無理なのかな~」と思われてしまうようです。

しかし、本当は住宅会社の組織が原因で希望の間取りが出来ないとしたら、あなたはどうしますか?

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だから伝わらない 間取りのイメージ

住宅メーカーの場合には営業マンがお客様の要望を聞き、設計に伝えて間取りを作ってもらいます。

設計のスタッフが忙しい場合には、営業が自分で作ってしまうこともあります。

設計は、聞いた要望を元に、一生懸命新しい間取りを考えますが、今度は完成した間取りを営業スタッフに伝えるのです。

次に、設計から聞いたお家の内容を、今度は営業がお客様に説明するのです。

これでは伝言ゲームのようですね。伝わる度に少しづつ変化してしまいますから、良い間取りはできません。

いい間取りづくりとは?

では、どのような間取りづくりがいいのでしょうか?

まずは、あなたのご希望を2人の方に聞いてもらいます。その2人に、それぞれ間取りを考えてもらうのです。

不思議な事に、同じ話を聞いても2人から出来上がってくる間取りは同じにはなりません。

そして、2つの間取りのどちらかを選ぶのではなくて、その2つの間取りの良いとこ取りをして、新しい間取りを作ってもらうのです。

この時には、あなたのご希望を聞きながら新しい間取りを、その場で、あなたの目の前で書いていきます。

あなたも、間取りが出来ていく瞬間を見る事ができるのは、とても感動的ですよ。

そして、出来上がった間取りを見ながら実際にその住宅会社が建てたお家を住宅見学会へ参加して確認してください。

同じお家ではないのに、紙の上の間取りがおぼろげながらイメージできるようになるのです。

「前回書いてもらったときには満足していたはずなのに、他の間取りも良いな」と思うことは珍しくありません。

そのような時には、遠慮せずに住宅会社に伝えましょう。

そして、次のお打ち合わせの時に、新しい間取りを作ってもらうのです。

この間取りのお打ち合わせを何回も重ねていきます。

回数の制限は無いと思ってください。

あなたの、気持ちが落ち着いて、「うん!これだ!」と思った時がゴールです。

 

目から鱗の「間取りの作り方」


+α ―設計契約―
打ち合わせを3回ほどすると「設計契約」と言って、間取り作成のための契約をして50万円とか100万円を預かる会社があります。
それに対して、お金など払わなくても資金計画や間取りの作成をしてくれる住宅会社もあります。
お金を払ってしまうと、冷静な判断が出来なくなりますので、間取りや予算が決まってから契約・支払いをすることをお勧めします。

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