リビングとダイニングの考え方が変わった

家の住まいかたは、時に大きく変わる事があります。例えば戦後、団地ができてダイニングや流しがつくようになったことなど良い例でしょう。最近、この変化が訪れています。

リビングの役割が、お客様から家族へ

今までリビングの役割は、家族がくつろいだりお客様を招いたりする場所でした。ですが、最近は、お客様が家に来る事が少なくなった事もあり、利用するのは家族のみと言う方も多くなってきています。

写真は、今のリビングの代表的モデルです。家族用のソファはありますが、お客様用のソファはありません。

ダイニングの役割が、食事から勉強やお客様へ

以前は、客間というお客様を招くための部屋を作る事も珍しくありませんでした。最近は、お客様を招く事がほとんどなくなってきました。でも、たまにお客様がいらっしゃいます。そのような時にはダイニングを利用する事が多くなっています。お友達を呼んでも、保険屋さんを読んでも、テーブルの方がソファよりお話がしやすい、と言う事もあるでしょう。

お家のゾーニングが変わる

リビングと、ダイニングの役割が変わってきています。それで何が変わるのでしょうか。それは家のゾーニングと言われる部屋の配置です。セオリーとして「玄関>リビング>奥にダイニング・キッチン」でした。ところが、リビングが家族のくつろぐ場になり、ダイニングが客間の役割になってくると、この流れが逆転します。

「玄関>ダイニング・キッチン>奥に家族がくつろぐリビング」、この間取りがしっくりくるようになるのです。これは、テーブルやキッチン道具、収納のデザインがお洒落で、格段に良くなった事にもあると思います。

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