2017年の家づくり

2017年のお家づくりはどのようになるのでしょうか?

変化のないように見える家づくりですが、「以前聞いていた事と違う」という話が色々な面で出てきます。

最新情報を得るように心がけてくださいね。

目次

情勢から受ける影響

2017年の心配事で大きいのがトランプさんです。

家づくりに関係ないと思っていましたか?

とんでもありません。トランプさんの動き次第でお家づくりの総額UPに大きく関係しそうな事が2つあるのです。

1つめが金利です。

トランプさんが大統領になる事で、金利上昇を予想する人が多くなってきました。

アメリカが上がれば、一緒に日本も上がる事が予想できるのです。

事実、年末年始は金利が上がっています。

とは言え、急激な上昇は国の方でも避けるのでは無いかと言われています。

あくまでも急激な上昇と言う事に注意してください。

フラット35のようなお引き渡し時に金利が決定するような場合には、特に注意した方が良いですね。

もう一つが円安です。

お家の材料は、輸入された物を多く使っています。

そのために円安になると輸入材の値段が上がるのです。

数年前に大きく円安になった時には、構造材の価格が上がり、坪単価も1万円ほど上がってしまいました。

不透明なところの多いトランプさん。目が離せません。

2017年の注目は…

家づくりで重要視されている事トップは「耐震性」で70%近い人が大切と思っています。

災害のニュースが無くならない事からも余計に気になりますね。

次が「間取りやプラン」、「断熱・気密」は3位で40%となっています。

太陽光発電は、今年はどのようになるのでしょうか?

想定金額が発表されており、2017年度は28円/kwとなっています。

2016年度が31円/kwだったので、3円も下がっていますね。

この売電金額は、2019年度分まで発表されました。

2018年度には26円/kw、2019年度には24円/kwと下がって行きます。

24円/kwという金額は、通常の電気代とほぼ同じ金額です。

ZEH(「ゼッチ」と読みます)はご存知でしょうか?

大雑把に説明すると、住宅で作るエネルギーと使うエネルギーを「±0」にしようという計画で、国が力を入れて進めています。

昨年度も補助金などありましたが、普及にはまだまだのようです。

理由は「施主から求められないから」

ZEH対応の住宅にするには、お施主様がそれなりの出費を覚悟しなければいけないのが現実です。

エコで良い事なのは間違いないのですが、補助金目当てで失敗すると影響も大きいので注意が必要です。

もう一つ、注目したい事があります。

それは「お家に対する考え方が変わってきている」という事です。

これからのお家は

「デザインしすぎない、でも心に残る」

「使いやすく機能的、でもダサくない」

「普通の人でも手に入る、でも安っぽくない」

「意図がある、自分流に使いこなせる」

「家族の愛用品になる」

という事です。あなたも当てはまりませんか?

2017年の家づくり


+α ―業界はどう見ているか?―
今年の家づくりを建築業界はどのように見ているでしょうか?
「新建ハウジング・住宅産業大予測2017」では着工数が咋年と同じくらいか微減と考えています。2016年は着工が多く職人さんが足りずに工事が遅れ気味でした。良い職人さんが増える事は考えにくい状況です。その事も考慮して家づくりのスタート時期を決めると良いでしょう。

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