里山住宅博inつくば

今、つくばで面白いイベントが開催されています。それが「里山住宅博 in つくば」。75区画ある大きな分譲地の半分くらいに、有名建築家や地元の工務店が家を作り販売する企画です。

 この分譲地は「里山」という言葉にあるように、山を感じる作りになっています。一番のポイントが、家の真ん中に作られたコモンスペース(写真①)。みんなで利用するお庭のような場所です。家との境には塀などを作ってはいけないのだとか。ここに住む皆んなで管理もしていくのだそうです。

写真①
写真②

 あの伊礼智さんも参加されています。今回は平屋。今回も天井高は2.15m。決して広くは無い、数字からいうと狭いのですが息苦しさを感じさせない作りはさすがです。写真③の窓からは、伊礼さんが筑波山と勘違いしていた山をキレイに見ることができます。

写真③

 次に堀部安嗣さん。筑波大学を出ていて、今は京都造形芸術大学院教授をされています。堀部さんのお家は④。落ち着きながらも窓が大きく開放感があります。⑤に写っている左の人が堀部さん。見た目はTシャツを着たオジさんですが、設計するとすごいのです。これは、伊礼さんとも共通しています。

写真④
写真⑤

 最後に、森みわさん監修のお家です⑥。森みわさんは、原発を無くしたいという思いからもエコで快適な家づくりを進めている方です。今回のお家は、南から45度ほどずれているので難しかったと言っていました。⑦の窓から見えるのがコモンスペースです。間にはウッドデッキのみで解放されています。

写真⑥
写真⑦
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